こんにちは、支配人です。
「踊る、映画」第2弾です。
踊ることは生きること。
踊るという行為は不思議なものです。
音楽家の角銅真実さんが、踊るように演奏したい、ラジオで話していたのが最近とても印象に残っていて。なんかとてもいいなと思いました。
私も踊るように仕事したい。踊るように生きたい。踊るように遊びたい。
中国から飛び出し、ヨーロッパの大陸で移動=踊る=歌うが直結して生きているXIXI。
彼女もまた、まさに踊るように生きている人。
表現者であり、母であり、娘であり、なにより彼女自身で。
そんな彼女の姿に、まさに「踊るとは生きること」。そんなことを思いました。
これから広い世界に出ようとする全ての人にぜひおすすめしたい映画です。
◇
- 踊る、映画 vol.2 -
『XiXi、私を踊る』
監督:ウー・ファン(吳璠)
2024/台湾、フィリピン、韓国/中国語、英語、フランス語/100分/カラー

「私は愛を畏れない 生きることを愛しているから」
人生を力強く“踊る”ダンサー・XiXi シィシィとの出会い
台湾からヨーロッパに留学していたウー・ファン監督が、偶然ベルリンで出会った中国人のコンテンポラリーダンサーXiXi(シィシィ)。ただ独り、まるで自由な鳥のように踊っていた彼女の姿に強烈に惹かれた監督は、彼女の日常を撮影し始める。XiXi(シィシィ)はダンサーとしてヨーロッパを放浪しながら、自由な魂を探す旅をし続けていた。その姿はファンの眼には羽ばたくことを恐れぬ野生の鳥のように美しく映った。一方で彼女は離婚した元夫のメデリックと連絡を取りながら、たまに会うことが許されている娘・ニナに対しては母として、惜しみなく愛情を注いでいた。しかし過去の人生には癒されぬ深い疵が潜むのをカメラは捉え始めていく。それはやがて、ファン監督自らの家族のトラウマとも向き合うきっかけにもなるのだった…。
女性たちの堆積した疵(きず)は、やがて癒されていく――
自由を求めて躍動するシスターフッド・ドキュメンタリー
ウー・ファン監督の初長編作品として7年をかけて製作された本作は、ホットドックス国際ドキュメンタリー映画祭や金馬奨といった世界的な映画祭で共感と感動が拡がり、ついに日本に上陸。一人の表現者として、女性として、母として、様々な社会的役割の狭間でもがくXiXi(シィシィ)の姿は、現代社会を生きる女性たちの煩悶だけでなく、これからの時代を生き抜こうとする力強いアイコンとして強烈な印象を与えるだろう。XiXi(シィシィ)とウー・ファン監督の絆から昇華した本作は、世界中で更新され始めたフェミニズムや女性観の意識が高まっている今、生まれるべくして生まれた瑞々しいシスターフッド・ドキュメンタリーである。

▷ 定 員:各回 25名 要事前申込
▷ ticket:一般(前売り) 1,200円 、(当日) 1,500円、 高校生以下 無料
ー
ー
XiXi|シィシィ

本作の主人公。Wanru “XiXi” Yang(ワンルー “シーシー” ヤン)は、1989年中国・山東省生まれのアーティスト。北京電影学院を中退後、独学でパフォーマンスを開始。その後、フランス人の舞踏家・Imer Thomannに薫陶を受ける。即興パフォーマンス、ダンス、映像作品、写真など、幅広い表現活動を行っており、2019年以降は実験的ダンスのワークショップを継続的に主催している。現在はフランス・モンペリエを拠点に活動中。
毎日自分に問いかけてる。私は家を求めているのか?家を持たず自由に放浪したいのか?自由な心を持っているようでも、本当は家に戻る道を探してる。
ウー・ファン|吳璠

本作の監督。台湾出身の映画プロデューサー兼映画監督。Rotterdam Lab、IDFAcademy、DocNomads など、国際的な育成プログラムの修了生でもある。彼女がプロデュースした『Last Days at Sea』(2021)はベルリン国際映画祭に正式招待され、監督作としては短編『Koike Kouji』(2015)、『Scents』(2016)、『A Roof in Common』(2018)を手がけている。長編監督デビュー作となる『XiXi』は、2024年のHot Docs カナダ国際ドキュメンタリー映画祭において“Emerging International Filmmaker Award”を受賞した。
故郷に戻り、以前のように“よい娘”を演じるのは嫌だった。とはいえ、それ以外にどんな役割があるというのか、見当もつかなかった。
➖
− −
![]()
