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『風の電話』監督の諏訪敦彦さんが、真庭市在住の映画監督たちとトークイベントを開催!
2月3日は、池田将さんが登場。地域おこし協力隊として3年前に真庭市へ移住し、表現する楽しさを人々に伝えながら、映像を通して地域の魅力を発信する傍ら、映画監督・映像作家としても活躍。代表作『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』(2016)は、昨年市内の旧富原小学校で上映されました。大学時代に諏訪敦彦監督に師事していた池田さん。『風の電話』をめぐる、ン10年越しの師弟対談です!
2月4日は、いま『やまぶき』公開で大忙しの山﨑樹一郎監督。諏訪さんも山﨑監督も、こどもたちと映画づくりワークショップをしたり、鑑賞教育に携わっています。本作品のことはもちろん、こどもたちに伝えたい映画の魅力などについて語り合います。
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風の電話
もう一度、話したい人がいるー。
傷ついた人々に寄り添う感動の物語。
岩手県、大槌町に存在する〈風の電話〉。電話線の繋がっていないその電話は、「天国につながる電話」として人々に広まり、東日本大震災以降、3万人を超える人々が、この場所を訪れている。映画「風の電話」は、この電話をモチーフにした初めての映像作品。
監督は、フランスをはじめヨーロッパで圧倒的な評価を受けている諏訪敦彦。広島から故郷の大鎚町へと旅する主人公ハルを、注目の女優モトーラ世理奈が演じ、西島秀俊、西田敏行、三浦友和ら日本を代表する名優たちが、彼女の熱演を温かく包む。現場の空気感まで切り取る諏訪監督ならではの手法によって、魂のこもった俳優たちの演技が胸を打つ本作。
唯一無二の映画体験が観る人の人生に優しくそっと刻まれる、今だからこそ届けたい、珠玉の感動作。
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『風の電話』予告
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STORY 17歳の高校生ハル(モトーラ世理奈)は、東日本大痕災で家族を失い、広島に住む伯栂、広子(渡辺真起子)の家に身を寄せている。心に深い傷を抱えながらも、常に寄り添ってくれる広子のおかげで、日常を過ごすことができたハルだったが、ある日、学校から帰ると広子が部屋で倒れていた。自分の周りの人が全ていなくなる不安に駆られたハルは、あの日以来、一度も帰っていない故郷の大槌町へ向かう。広島から岩手までの長い旅の途中、彼女の目にはどんな殻色が映っていくのだろうかー。
憔悴して道端に倒れていたところを助けてくれた公平(三浦友和)、今も福島に暮らし被災した時の話を聞かせてくれた今田(西田敏行)。様々な人と出会い、食事をふるまわれ、抱きしめられ、「生きろ」と励まされるハル。道中で出会った福島の元原発作業員の森尾(西島秀俊)と共に旅は続いていき・・・。そして、ハルは導かれるように、故郷にある〈風の電話〉へと歩みを進める。家族と「もう一度、話したい」その想いを胸に。
(2020|日本映画|139分|カラー)
©2020 映画「風の電話」製作委員会
第70回ベルリン国際映画祭 国際審査員特別賞(ジェネレーション14プラス部門)受賞
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諏訪敦彦
Nobuhiro SUWA
映画監督/一般社団法人こども映画教室専務理事
テレビドキュメンタリーの演出を経て、97年初長編「2/デュオ」を発表。完成台本を用いない即興演出が話題となる。99年「M/OTHER」をカンヌ国際映画祭監督週間に出品し国際批評家連盟賞を受賞。その後、映画制作の拠点をフランスに移す。19年「風の電話」が第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門にて国際審査員特別表彰を受けた。コロナ禍によって危機的状況のミニシアターを支援するSAVE the CINEMAの中心メンバーとして活動し、現在は日本版CNC設立を求める会(action4cinema)の共同代表を務める。
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後援:真庭市、真庭市教育委員会
助成:公益財団法人真庭エスパス文化振興財団
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