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いま世界から注目される2人の映画監督が、ビクトリーシアターに登場!
これまでいくつもの国際映画祭で高い評価を得ている、いま日本でも要注目!のふたり。映画製作への想いや映画の魅力、映画と社会のかかわり。それからカンヌとか世界の映画祭てどういう感じなの? などなど、聞いてみたいと思います。(s)
【深田晃司 Koji FUKADA】1980年生まれ、東京都出身。2006年にアニメーション映画「ざくろ屋敷 バルザック『人間喜劇』より」、2008年に長編「東京人間喜劇」、2010年に「歓待」を監督。「歓待」で東京国際映画祭日本映画「ある視点」部門作品賞を受賞。2013年「ほとりの朔子」でナント三大陸映画祭グランプリ&若い審査員賞をダブル受賞。2016年の「淵に立つ」で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門の審査委員賞を受賞。最新作は映画「LOVE LIFE」(9月9日公開。木村文乃主演)。
【山﨑樹一郎 Juichiro YAMASAKI】1978年大阪市生まれ。京都文教大学で文化人類学を学ぶ傍ら自主映画製作を始める。2006年に岡山県真庭市の山間に移住し、農業に携わりながら映画製作を始める。初長編作品『ひかりのおと』(2011)は岡山県内51カ所で巡回上映を行う一方、東京国際映画祭やロッテルダム国際映画祭ブライト・フューチャー部門にも招待。ドイツのニッポンコネクション映画祭にてニッポン・ヴィジョンズ・アワード受賞。第2作『新しき民』(2014)はニューヨーク・ジャパンカッツ映画祭にてクロージング上映され、ニューヨーク・タイムス紙でも高く評価された。高崎映画祭新進監督グランプリ受賞。映画制作と並行して、フランスのメソッドをモデルにした映画鑑賞教育を真庭市内の学校などで実践している。最新作は映画「やまぶき」(11月全国公開予定)。「やまぶき」は2022年ロッテルダム国際映画祭メイン・コンペティションに正式出品、第75回カンヌ国際映画祭ACID部門正式上映。
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あの頃、ほとりにいたすべての人に。
18歳の夏物語。
STORY 大学受験に失敗し、現実逃避中の朔子(二階堂ふみ)。叔母・海希江(鶴田真由)の誘いで、旅行で留守にするというもうひとりの伯母・水帆(渡辺真起子)の家で、夏の終わりの2週間を過ごすことになった。美しく知的で、やりがいのある仕事を持つ海希江を慕い尊敬していた朔子。しかも、小言ばかり言われる両親からも開放されるということで、海辺の街のスローライフは、快適なものになりそうだった。 朔子は海希江の紹介で古馴染みの兎吉(古舘寛治)とその娘の辰子(杉野希妃)、そして甥の孝史(太賀)と出知り合う。小さな町の川辺や海や帰り道で会い、語り合ううちに朔子と孝史の距離が縮まっていく。そんな朔子の小さなときめきをよそに、海希江、兎吉、後から現れた海希江の恋人・西田(大竹直)ら大人たちは、微妙にもつれた人間模様を繰り広げる。朔子は孝史をランチに誘うが、そのデートの最中、彼に急接近中の同級生・知佳(小篠恵奈)から連絡が入る。浮足立つ孝史の表情を見て、密かに揺れる朔子の心…