ミルクの中のイワナ
A TROUT in the MILK
2023年11月25日
① 11:00(残席わずか)
② 15:00
③ 19:00(満席)
一般 … 1,500円 / 高校生以下 … 無料
(定員20)
*席数に限りがありますので、高校生以下の方も事前予約をお願い致します。
収支がプラスになった場合には、鑑賞料金の売上から必要経費を差し引いた全額を蒜山自然再生協議会に寄付いたします。
▷予約・問い合わせ
or
trout231125@gmail.com
(カンパニーアンド朝見)
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こんにちは支配人です。
今回は山と釣りをこよなく愛する、カンパニーアンド朝見さん企画です。
朝見さんは、イワナの棲む中国地方で上映予定がなかったこの作品をぜひともこの地域で上映したい!と、ビクトリィシアターに声をかけてくださいました。
「イワナを取り巻く問題は、各々の視点で考えさせられるものではないかと思うので、釣りをしない人にもぜひ観てもらいたい」とのこと。
これはぜひとも観てみたい。朝見さん、ありがとうございます!
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観たいのに上映会がなくてウズウズしていた釣り師諸兄姉はもちろん、「釣りしない、イワナ知らない」でも作品には興味があるって映画好きの方々、お待たせしました。作品と出会う機会をひとつでも増やすことを使命に奔走し、ついに開催が現実のものになりました。
イワナの棲む中国地方で開催されるこの上映会が、鑑賞される皆さまの新しい気づきや考え、そして行動のきっかけとなればうれしく思います。
◉カンパニーアンド朝見
アウトドア愛好家、勤労者
白馬村の釣友からDMで作品を知らされ、言い知れぬ使命感に駆られ上映会の開催を決意。
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『ミルクの中のイワナ A TROUT in the MILK』
坂本麻人 監督
(2023年 | 日本 | 66分 | ドキュメンタリー)
©THE LIGHT SOURCE
自然をめぐる様々なジレンマによって、危機に陥っているイワナと人の関わりを描いたドキュメンタリー映画
STORY
14,000以上の一級河川をもつ川の国・日本。北海道から本州の深山幽谷に息づく謎多き神秘の魚・イワナは、その生態にいまだに謎が多く、神秘の魚としてこれまで多くの人々を魅了してきた。そんなイワナを取り巻く生態系が、いま危機に直面しているという。
本作の物語は、イワナとその生態系に深く関わる研究者や漁協組合、釣り人など12名へのインタビューをベースに展開される。当事者が抱えるジレンマと苦難に密着する中、取材を通して見えてきたのは、高度経済成長期からこの国が抱える、古くて新しい問題だった──。
「なぜ魚は増えないのか」と30年間養殖魚の放流を行ってきた漁協組合員は語り、「種を守るとはどういうことか」とイワナ研究者が問う。そんな語りの背景には、漁業法で定められた増殖義務という制度、養殖魚と天然魚の交雑によって失われつつある生物多様性、釣り人の乱獲、そして私たちの生活を守るために建設されたダムや堰堤が与えた環境変化などの課題が複雑に絡み合っていた。それを今、どのように解きほぐすことができるのか。
伝統や歴史、科学と文化を「自然のコモンズ」をテーマに、私たちの自然とのあり方を探るサイエンスドキュメンタリー。
出演
中村 智幸(国立研究開発法人水産技術研究所)
森田 健太郎(東京大学大気海洋研究所 教授)
芳山 拓(神奈川県水産技術センター 技師)
佐藤 拓哉(京都大学生態研究センター 准教授)
徳田 幸憲(高原川漁業協同組合 参事)
菊地 勇(役内・雄物川漁業協同組合 代表理事組合長)
西村 成弘(株式会社フィッシュパス 代表取締役)
戸門 秀雄(郷土料理ともん)
戸門 剛(郷土料理ともん)
山中 裕樹(龍谷大学先端理工学部 准教授)
佐藤 成史(ライター、フォトグラファー)
宮沢 和史(音楽家)